System Support Addendum ================================================================================ 日本語VAX FMS Version 2.4 システム・サポート付加情報 SSA 26.C8.00-A 必要なハードウェアの最小構成 ●適用プロセッサ VAX: VAX 6000 モデル200 シリーズ, VAX 6000 モデル300 シリーズ, VAX 6000 モデル400 シリーズ, VAX 8200, VAX 8250, VAX 8300 VAX 8350, VAX 8500, VAX 8530, VAX 8550, VAX 8600, VAX 8650, VAX 8700, VAX 8800, VAX 8810, VAX 8820, VAX 8830, VAX 8840, VAX 8842, VAX 8974, VAX 8978, VAX-11/730, VAX-11/750, VAX-11/780, VAX-11/785 MicroVAX: MicroVAX II, MicroVAX 2000, MicroVAX 3100, MicroVAX 3300, MicroVAX 3400, MicroVAX 3500, MicroVAX 3600, MicroVAX 3800, MicroVAX 3900 VAXstation: VAXstation II, VAXstation 2000,VAXstation 3100, VAXstation 3200,VAXstation 3500, VAXstation 3540/20 VAXserver: VAXserver 3100/3300/3400/3500, VAXserver 3600/3602, VAXserver 3800/3900, VAXserver 6000-210, VAXserver 6000-310, VAXserver 6000-410/420 ●適用されないプロセッサ ・ VAX-11/725 ・ VAX-11/782 ・ MicroVAX I ・ VAXstation I ・ VAXstation 8000 ●プロセッサ制限事項 MicroVAX およびVAXstation 上では,最低1MB のメモリが必要です。また, 効率を重要視する場合にはさらにメモリを追加するようおすすめします。 MicroVAX 3500/3600 およびVAXserver 3500/3600/3602 システムをご使 用の場合: 本ソフトウェアのインストレーションには,TK70 テープ・ドライブ が必要です。 MicroVAX およびVAXstation システムをご使用の場合: 本ソフトウェアのインストレーションには,TK50 テープ・ドライブ が必要です。 それ以外のすべてのVAX システムをご使用の場合: 本ソフトウェアのインストレーションには,磁気テープ・ユニット (9トラック, 1600 BPI)が必要です。 ●必要な端末 DEC 製端末のサポート VT100, VT200, またはVT300 互換の端末では,会話型のフォーム編集ファ シリティを用いて23 行までのフォームを作成できます。また,VAXstation では,会話型のフォーム編集ファシリティを用いて80 カラムで54 行まで, あるいは132 カラムで63 行までのフォームを作成できます。長さが254 行 までのフォームは,フォーム言語を使用すれば,どの端末上でも作成するこ とができます。日本語VAX FMS を使用するフォーム・テスト・ファシリティ やアプリケーション・プログラムは,VT52, VT100, VT200, およびVT300 互換の端末で実行することができます。ただし,80 カラム・モードで54 行 まで,132 カラム・モードで63 行までの長いフォームは,VAXstationに限 り表示することができます。長さが63 行を越えるフォームはどの端末でも表 示できませんが,印刷することはできます。それぞれの端末についての制限事 項については「日本語VAX FMS 端末サポート表」 を参照してください。 日本語VAX FMS 端末サポート表 各端末により実行時および開発時におけるサポートが異なります。詳しくは, 表に示された番号の説明事項をお読みください。 __________________________________________________________ _端末_________________実行時サポート_____開発時サポート___ VT52 説明: 1 説明: 2 VT100 説明: 1 説明: 3 VT100(AVO 付き) 説明: 1 説明: 3 VK100(VT52) 説明: 1 説明: 2 VK100(ANSI) 説明: 3 説明: 2 VT101 説明: 1 説明: 3 VT102 説明: 1 説明: 3 VT103 説明: 1 説明: 3 VT125 説明: 1 説明: 3 VT131 説明: 5 説明: 5 VT180 説明: 1 説明: 3 __________________________________________________________ ________________________________________________________________ _端末_______________________実行時サポート_____開発時サポート___ VT220 説明: 6 説明: 6 VT240 説明: 6,7 説明: 6,7 VT241 説明: 6,7,8 説明: 6,7,8 VT262 説明: 6,7 説明: 6,7 VT284 説明: 6,7 説明: 6,7 VT286 説明: 6,7,8 説明: 6,7,8 VT320 説明: 6,11 説明: 6,11 VT330 説明: 6,11 説明: 6,11 VT340 説明: 6,8,11 説明: 6,8,11 VT382 説明: 6,11 説明: 6,11 VAXstation II 説明: 9 説明: 9 VAXstation 2000 説明: 9 説明: 9 VAXstation 3100 説明: 9 説明: 9 VAXstation 3200 説明: 9 説明: 9 VAXstation 3500 説明: 9 説明: 9 VAXstation 3540/20 説明: 9 説明: 9 PC100 説明: 10 説明: 10 PC350 説明: 10 説明: 10 PC380 説明: 10 説明: 10 ________________________________________________________________ 説明: 1. 長さ23 行までのフォーム使用のアプリケーションは完全サポート 2. この端末で会話型フォーム・エディタは使用できません。フォーム言語を 使用する場合に限り,254 行までのどの長さのフォームも作成および変 更できます。 3. 23行までのフォームは,会話型フォーム・エディタまたはフォーム言語の どちらを使用しても作成および変更できます。長さが23 行を越えて254 行までのフォームはフォーム言語使用の場合に限り,作成および変更でき ます。 4. VK100 で表示されるフォームでは以下の日本語VAX FMS の機能を使用で きません。 ・ ワイド・フォーム(132 カラム) ・ ボールド・ビデオ属性 また,VK100 端末ではブリンクおよびアンダーラインのビデオ属性が, VT100端末上でのものと違うため,表示が異なる場合があります。 5. VT131 端末はVT100 で作成したものでのみサポートされます。 6. VT200 およびVT300 のシリーズでは,VT100/ 200/300 の7 または8 ビットで作成されたものでサポートされます。日 本語VAX FMS は VT200 およびVT300 シリーズのuser lookout 機能を 無効にすることはできません。 VT100 optional alternate character set ROM は,VT200 およびVT300 シリーズ端末では使用できません。 したがって,日本語VAX FMS のキャラクタ・セットのうちSET1 とSET2 はVT200 およびVT300 シリーズの端末では機能しません。VT200 およ びVT300 シリーズの端末では,日本語VAX FMS によって表示,使用さ れる実際のキャラクタ・セットは各端末の設定(Set-Up) に依存してお り,日本語VAX FMS で変更したり選択したりすることはできません。 VT100シリーズ端末での使用を考えて設計したフォームが用いられた日 本語VAX FMS のアプリケーションを,VT200 またはVT300 シリーズの 端末で使用するには,コードを変更しなければならない場合があります。 これは,キーボード上で使用できるファンクション・キーの数と8 ビッ ト文字の使用が増えたことによります。 7. VT240 端末上に表示する日本語VAX FMS のフォームにブリンク,2 倍幅, 2倍行サイズを指定すると,実質的に効率が低下する場合があります。 8. これらの端末ではカラー表示はできません。 9. VAXstation はVT 端末エミュレーション・モードでのみサポートされ, 次の機能が使用できます。 80 カラム・モードで54 行まで,または132 カラム・モードで63 行まで の長いフォームを会話型フォーム・エディタで作成・変更し,アプリケー ションで実行することができます。 10. PC100, PC350, PS380 がVT102 モードでサポートされています。PC350 は8 ビット・モードでもサポートされています。 11. 25 行目のステータス行は,VT300 シリーズのどの端末でもサポートされ ていません。VT330 とVT340 ではマウスはサポートされていません。 ●必要なディスク容量 (Block Cluster Size=1の場合) 日本語VAX FMS をサンプル・アプリケーション・プログラム(SAMP) といっ しょにインストールする場合: インストール時 : 約4,000 ブロック (約2,000k バイト) システム運用時 : 約3,500 ブロック (約1,750k バイト) 日本語VAX FMS をサンプル・アプリケーション・プログラム(SAMP) を含ま ずにインストールする場合: インストール時 : 約2,800 ブロック (約1,400k バイト) システム運用時 : 約2,300 ブロック (約1,150k バイト) 日本語FMS フォーム・ドライバのみの場合: インストール時 : 約340 ブロック (約170k バイト) システム運用時 : 約310 ブロック (約155k バイト) これらのディスク容量は,システム・ディスク上で必要となるディスク領域 を表したものであり, 概数です。実際の値は, システムの環境, 構成, ソフト ウェア・オプションに応じて異なります。 オプション・ハードウェア ・ 「必要なハードウェアの最小構成」の項で指定されている端末の追加 ・ ホストのオペレーティング・システムによってサポートされているプリン タ クラスタ環境 本レイヤード・プロダクトは, 正規のライセンスを持つVAXcluster 構成の上 にインストールされている場合, 機能上の制限を受けません。本ソフトウェア で必要とされるハードウェアについては, 必要なハードウェアの最小構成の項 に記述されているとおりです。 バージョン5.x のVAXcluster 構成については「VAXcluster ソフトウェア 仕様書(SPD 29.78.xx)」に詳しく説明されています。また, この構成には CI,NI およびMixed Interconnect 構成が含まれます。 必須ソフトウェア ●オペレーティング・システム ・ 日本語VMS V5.0 〜 V5.2 ・ 日本語VMS ワークステーション・ソフトウェア V3.0 〜 V4.1 (VWS 環境での端末エミュレーション用) ●VMS テーラリング VMS バージョン5.0 以降のシステムでは, 本レイヤード・プロダクトの全機能 を得るには次のVMS 構成要素が必要です。 ・ VMS Required Saveset ・ Programming Support ・ Utilities VMS のクラスおよびテーラリングについては, 「VMS オペレーティング・シス テム ソフトウェア仕様書(SPD 25.01.xx)」を参照してください。 VAX DBMS を標準呼び出しインターフェイスで呼んでいるアプリケーション・ プログラムは,日本語VAX FMS を使用できます。日本語VAX FMS を呼んでい るアプリケーション・プログラムからVAX CDD/Plus を呼んでもかまいませ んが,CDD/Plus に格納されているフォーム情報は,サポートされません。 ユーザ定義ルーチンは,日本語VAX DATATRIEVE では動作しません。 バージョンアップの考慮 本製品の将来のバージョンでは, 必要なハードウェアおよびソフトウェアの最 小構成が変更されることがあります。 提供媒体 テープ: 9 トラック 1600BPI 磁気テープ, TK50 ストリーム・テープ, 注文情報 最寄りの日本DEC の各支店/ 営業所にお問い合わせください。 1990 年3 月 AE-B383A-TE-JO