System Support Addendum ================================================================================ 日本語VMS Version 5.4 システム・サポート付加情報 SSA 25.C4.05-A 必要なハードウェアの最小構成 ●適用プロセッサ VAX: VAX 4000 モデル300, VAX 6000 モデル200 シリーズ, VAX 6000 モデル300 シリーズ, VAX 6000 モデル400 シリーズ, VAX 6000 モデル500 シリーズ, VAX 9000 モデル210, VAX 9000 モデル410, VAXft 3000 モデル310, VAX 8200, VAX 8250, VAX 8300, VAX 8350, VAX 8500, VAX 8530, VAX 8550, VAX 8600, VAX 8650, VAX 8700, VAX 8800, VAX 8810, VAX 8820, VAX 8830, VAX 8840, VAX 8842, VAX 8974, VAX 8978, VAX-11/730, VAX-11/750, VAX-11/780, VAX-11/785 (注) 日本語DECwindows は,VAX-11/730 ではサポートされません。 MicroVAX: MicroVAX II, MicroVAX 2000, MicroVAX 3100, MicroVAX 3300, MicroVAX 3400, MicroVAX 3500, MicroVAX 3600, MicroVAX 3800, MicroVAX 3900 VAXstation: VAXstation II,VAXstation 2000, VAXstation 3100シリーズ, VAXstation 3200,VAXstation 3500, VAXstation 3520,VAXstation 3540 VAXserver: VAXserver 3100,VAXserver 3300, VAXserver 3400,VAXserver 3500, VAXserver 3600,VAXserver 3602, VAXserver 3800,VAXserver 3900, VAXserver 4000 モデル300, VAXserver 6000-210, VAXserver 6000-310, VAXserver 6000-410, VAXserver 6000-420, VAXserver 6000-510, VAXserver 6000-520 ●適用されないプロセッサ ・ MicroVAX I ・ VAXstation I ・ VAX-11/725 ・ VAX-11/782 ・ VAXstation 8000 ●必要な最小ハードウェア ・ ディスク装置 RD,RA,RF または RZ シリーズのディスク装置が必要です。 ただし,RD32, RD51, RD52, RD53 および RZ22 は,システム・ディ スクとして使用することはできません。 また,日本語DECwindows をインストールする場合には,このほかRZ23 もシステム・ディスクとして使用することはできません。 ・ テープ駆動装置 TK50,TK70,TZ30 カートリッジ・テープ駆動装置,または TU,TE, TS シリーズのテープ駆動装置が必要です。 なお,ワークステーションにインストールする場合には,TK50, TK70, または TZ30 カートリッジ・テープ駆動装置が必要です。 ・ メイン・メモリ 基本的に 2.5 MB 以上のメイン・メモリが必要であり,良好な応答速度 を得るためには 4 MB 以上をお勧めします。 なお,ワークステーションの場合には,使用形態に応じて,少なくとも次 に示すメイン・メモリが必要となります。 - 別のノードでアプリケーションを実行する場合:4 MB 以上 - ローカルにアプリケーションを実行する場合:6 MB 以上 ・ 端末装置 コンソールおよび漢字ディスプレイ端末装置が必要です。 ただし,ワークステーションの場合には,これらは不要です。 ●必要なディスク容量 (Block Cluster Size=1 の場合) <日本語VMS 部分> インストール時 : 約 32,000 ブロック (16 M バイト) システム運用時 : 約 28,000 ブロック (14 M バイト) <日本語DECwindows 部分> インストール時 : 約 32,000 ブロック (16 M バイト) システム運用時 : 約 30,000 ブロック (15 M バイト) なお,日本語DECwindows は,ディスク容量が小さいシステムの場合,その一 部の環境のみをインストールすることができます。この選択は,標準版のイン ストール時に行われたものが採用され,それぞれの環境では,次に示すディス ク容量が必要です。 ・ プログラミング・サポートを含めてすべてを選択した場合: 約 30,000 ブロック ・ プログラミング・サポートを選択しなかった場合: 約 24,000 ブロッ ク これらのディスク容量は,日本語システム・ディスクとシステム・ディスクが 同一である場合を想定したものであり,概数です。正確な値は,システムの環 境,構成などによって異なります。また,このときにユーザ環境部分は標準版 DECwindowsをインストールするときに無条件に選択されますので,ワークス テーション部分およびプログラミング部分の値はユーザ環境部分を含んだ値と なっています。 また,システム・ディスクの容量が十分でない場合には,日本語VMS テーラリ ング・ユーティリティを使用することにより,一部のユーティリティを削除す ることができます。テーラリング可能なクラスには次のものがあります。 ・ Obsolete Files (古いファイル) ・ Japanese Utilities (日本語ユーティリティ) ・ Kanji Font Utilities (漢字フォント・ユーティリティ) ・ Programming Support (プログラミング・サポート) ・ VMSL (VMSL ユーティリティ) ・ Kana Utility (カナ・ユーティリティ) ・ IVP (インストレーション検証手順) ・ Examples (例, イグザンプル・ファイル) ・ RX05 ( 8インチ・フロッピィ・ディスク・ドライバ) オプション・ハードウェア なし クラスタ環境 日本語VMS V5.4 は,正規のライセンスを持つクラスタ構成の上にインストー ルされている場合,機能上の制約を受けません。本ソフトウェアで必要とされ るハードウェアについては,必要なハードウェアの最小構成の項に記述されて いるとおりです。 V5.4 VAXcluster 構成については,「VAXcluster Software Software Product Description(SPD 29.78.xx)」に詳述されています。また,この構成には CI,NI および Mixed Interconnect も含まれます。 必須ソフトウェア 日本語VMS V5.4 をインストールする前に,標準版VMS V5.4 がインストール されていることが必要です。 また,日本語DECwindows をインストールする前に,標準版VMS DECwindows が,あらかじめインストールされていることが必要です。 VMS テーラリング 日本語VMS V5.4 の全機能を得るには,標準版VMS V5.4 の以下の構成要素が 必要です。 ・ VMS Required Saveset ・ Secure User's Environment ・ Network Support ただし,Secure User's Environment は KPRINT および JMAIL を使用 する場合のみ必要です。また,Network Support は JMAIL を使用する場 合のみ必要です。 日本語DECwindows の全機能を得るには,次に示す標準版VMS V5.4 の構成 要素が必要です。 ・ VMS Required Saveset ・ Network Support ・ Programming Support ・ Secure User's Environment ・ Utilities ・ VMS Workstation Support 標準版VMS の構成要素およびテーラリングについては「VMS Operating System Software Product Description(SPD 25.01.xx)」を参照してください。 オプション・ソフトウェア ・ DECserver 200 V3.0 ・ DECserver 300 V1.0 ・ DECserver 500 V2.1 バージョンアップの考慮 本製品の将来のバージョンでは,必要なハードウェアおよびソフトウェアの最 小構成が変更されることがあります。 提供媒体 テープ: 9 トラック 1600BPI テープ, TK50 ストリーム・テープ 注文情報 最寄りの日本DEC の各支店/ 営業所にお問い合わせください。 1990 年11 月 AE-A945G-TE-JO